前回の近況ノートでは少々勘違いがあって、第二十一、二十二、二十三夜まで続けて書いている最中です。
「夢三十三夜」は前後で対になっていて、
たとえば第十四夜「教会買うよ機」と第二十夜「ザ・外道音頭」は、
「教会」
というつながりがあります。
第十五夜「しめやかに~」と第十九夜「オネーギンによる~」は、
「死」や「生」
の話として対になっています。タイトルの字数もちょっとペアっぽい。
これとは別に、二十一~二十三夜は、話の中に出てくる状況や表現に少し関連性や共通点があり、
「あっ、あれがまた出てきたよ!」
というちょっとした遊びのようなものがあり、見方によっては変則的な三部作のようです。
これは当初の計画にはなかったもので、自分でも意外です。
それにしても二十三夜までくると、残り十夜になるんですね。
何となく各話にも「終わり感」が微妙に出てきています。最初の頃の「始まり感」が懐かしい今日このごろです。