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レビューのお礼と男性作品・女性作品

今日は新しくレビューを2つ書いていただいたので、大変めでたい。有難うございます!

一つは自選の小品集に対してで、これはもともと相対的に評価の高い(★が10以上になった)作品からのセレクションなので、万人にお勧めしたい。よってあらためて嬉しさを感じる。

もう一つは、★が10まで行かないままだった「双子の仲直り」という小品。



人生のように儚く淡々と流れていく文章。

最後にきらりと光る優しい結末。

アンティークのような滋味深い短編。



三行でピシリと決めていただきました。

これはもう、レビューのお手本といってよいのではないだろうか。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883403498/reviews

こういう人目につきにくい、地味な作品を褒めていただけるのも実に嬉しい。


ところでフランス語に男性名詞や女性名詞があるように、小説にも男性作品と女性作品がありそう。

女性作家が書いても男性っぽい作品があり、逆もあるが、たとえば「時をかける少女」は女性作品ではないか。単純に書き手や主人公で区別できるかというとそうでもないが、大江健三郎だと語り手が女性というケースもあるので、書き分け型といえる。

自分は「「ね」が好きな女の子」など、いくつか女性主人公の作品があって、「双子の仲直り」も語り手は男性だが女性作品風である。そのうち自作の女性向け作品セレクションなどを編集できればしてみたい。

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