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回文と偶然と事故

今日は、ある有名な事件にかかわる有名なフレーズをひっくり返して読んでみたら、メッセージめいた言葉が出てきたので驚いた。
自分はただ、面白半分に回文を作っていただけだというのに。

「カリオストロの城」の中で銭形警部が「ルパンを追っていて、とんでもないものを見つけてしまったぞ。どうしよう」とわざとらしく言う場面があるが、ああいう感じで偶然に変な文の連なりを発見してしまい「どうしよう?」という心境である。

こういう風に「偶然、変な表現にたどり着いてしまった」という感触は実に不思議な、独特のものである。手ごたえとも違うし、宝くじに当たったような、同時に痴漢に間違えられたような、変な気分になる。こうなってくるともはら「発掘」というより「事故」レベルであろうか。

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