ここは運悪く誰にも見つけてもらうことが出来なかった作品たちが行き着く場所です。
苦労して、悩みながら、やっとの思いで書いた作品が誰の目にも付かないというのは悲しいと思います。
この場所がそんな作品をすくう。
という無責任なことは言いませんが、誰かの目に触れるきっかけを作るお手伝いならできるかもしれません。
どうか自分の作品たちを愛してあげてほしい。
貴方が愛してあげないのなら、その作品はどこかで独りぼっちになってしまうかもしれません。貴方がたくさんの読者に愛される作者や作品を羨ましく思ったり、目標にするように、作品たちも愛してくれる人を探し求めるのだと思います。
たくさんの人に愛され、評価を受ける作品。
ただ一人にしか愛されず、未だ評価は受けられない作品。
この二つを良い悪いで分類できない、したくないとは思いませんか。
作品を見つけてもらうきっかけに繋がるのは前者の作品。これはとても強くて、一人でもずっと遠くに歩いて行けることでしょう。
後者の作品はとても弱くて、一人で行ける範囲には限りがある。だからこそ作者だけはしっかりと手を握って、一緒に歩いていかなければ迷ってしまいます。
誰かに見つけてもらう確率を少しでも上げるためには、どうしても評価が必要というのがこの世界の現状。しかし、最初の一歩が恐ろしく恐ろしく遠い。そもそも見つけてもらえないのに、どう助けを呼べばいいのかも分からない。
もう嫌になってしまいますね。
自暴自棄になり、貴方の大切な作品を貴方自身が貶してしまわぬ前に。
小難しいことはいいません。
ここには、ただ作品が流れ着くだけです。
思ったように作品が読まれずに悔しい思いをしている貴方と、そんな貴方にたくさん愛された作品がこの場所を見つけられますように。
これを読んで、自分の作品をこの場所へ紹介したいと思った貴方の訪問をお待ちしております。
どうか迷わぬように。
目印はエリンギでございます。
参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「作品たちが最後に行き着く場所」を選択してください。
このイベントの参加受付は終了しました。ありがとうございました。
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