第2次大戦の責任は、軍や権威者といった選挙権を持つ富裕層や軍部のみにでなく、その暴走を止められなかったな出版人にもある。
角川文庫発刊に際しての一文には、そう記されていました。
自由な批判や柔軟な良識に富んだ文化を造り出せなかった事が、政治の暴走を民衆が止められなかった原因と考えた一文です。
そういった文化の普及と浸透を出版人は任務としなければならないという自負を示す文でもありました。
無責任と権威主義と拝金主義こそが、現代の政治の在り方だと感じる昨今。
著作権も新たな文化を生み出す原動力としての作家の権利ではなく
売買できる財産としての一面を強く持つようになり、とある遊園地の利権を守るためなのか、作家の死後にまで長く権利が残る時代になりました。
この事実が文化の普及に及ぼす影響はマイナスの部分が多く、出版人も、また任務と自負と責任とを、忘れつつあるかのようにも見えます。
けれど、かつて出版界で広く信じられていたであろう任務と責任と自負が今も人々の内に残っている事を信じ。
現代の出版界衰退の風潮を好まない方に向けて、営利目的でない精神文化の守護者としての作家活動を望み
ウェブ小説という自由な発表のできる場で、出版文化の任務と責任と自負とを再生すべく
相互の著作権フリー作品を自由に使いあう事を前提に
著作権フリー宣言の作品を募集します。
著作権フリーと小説の紹介文に明記しての御応募を御待ちしています。
もし、拙作の著作権フリー作品をネタにして広げてくれるかたなどがいらっしゃれば、望外の幸せです。
作品利用における細則について
著作権という垣根を越えた自由な活動をというつもりで、将来に渡って著作権を主張しない作品で参加頂けるのなら、是非御願いします。
著作権フリーと作品紹介文に明記頂ければ、お互いに安心できますので御願いします。
指定するタグなどの細則がある場合もそちらを一緒に明記するなら問題はないかと思います。
ただ、その細則の意図が何らかの利益目的の場合は、趣旨に反しますので御遠慮頂きたいと思っています。
利益目的の場合、利害の対立が起こる可能性がありますから、自由な相互の共同創作を阻害します。
「明らかな害意を持った利用などを禁止」する目的ならば、問題はないと考えますので、柔軟な良識を持って細則を考えてみてください。
倫理的に、「作品による非人道的行為の推奨」などは論外ですが
R18の性描写や残酷描写がある作品への利用禁止などは個人の判断で細則を定めていただければ良いかと思います。
要は、自分の作品をこういうふうに利用されるのは我慢できないというラインを明確に定めて、それを細則とすれば良いという事ですね。
当然、細則が多すぎれば問題ですし。
何も書かなければ、どんな扱いをしても倫理的に問題のないものなら自由という事になります。
そこを含めて、「自由な批判を阻害しない柔軟な良識」を持った細則を考えて頂ければ幸いです。
参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「著作権フリー作品でいこう! inカクヨム」を選択してください。
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★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 102話 95,492文字 2022年9月28日 17:00 更新
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