「魔法のⅰらんど 信州」を含む小説

高校生活もあと少しを残すだけとなった、とある冬の日。 受験勉強で教室に残っていた私は、クラスメイトにお願いされた。 「私と付き合って」と―― 山あいの小さな町の、小さな高校の小…

三穂由貴子には最近、2つの悩みがある。 一つは、幼なじみの古萩未玲に帰り道で突然、キスされたこと。その日、キスと一緒に軽い口調で「付き合っちゃおうか」って言われたけど、その後も未…

古萩 未玲（ふるはぎ みれい） 山々に囲まれた小さな町に暮らす、高校2年生の女の子。文芸部員で、小説を書くことが好き。 三穂 由貴子（みほ ゆきこ） 未玲の幼なじみで、未玲と同…

三穂 由貴子（みほ ゆきこ） 高校2年生。山あいの小さな町・結田生まれの結田育ち。地元が嫌いで、大学に進学してこの町を出る日を待ち望んでいる。古くてダサい名前も気に入っていない。…

山あいの小さな町で生まれ育ち、今は大きな海の見える町で暮らす柳原麻衣（やなはら まい）と見藤絵里香（みとう えりか）。ふたりは幼なじみとして出会い、思春期に離ればなれになり、その…

柳原 麻衣 (やなはら まい) 中学2年生、気弱でまじめな図書委員。 見藤 絵里香 (みとう えりか) 麻衣の幼なじみで同級生。昔は麻衣と仲良しだったけど、中学に入って「荒れた」…