「設定過多」を含む小説

事前情報をかき集めた新作ゲーム『終末のエリュシオン』には７つのルート分岐が存在した。 主人公・嘉六は天空竜教会の紋章に違和感を覚え、全く新しいルートを開拓してしまう。集めた情報が…

塔の密室から魔術師が消えた。失踪したのは国家最高位の宮廷魔術師サルカン・アル・モルダス。王家の秘事にも深く関わる人物だった。現場に残されていたのは嵐のような破壊の跡、床に刻まれた…

帝都の夜を彩る夜劇場の歌姫ダミアの元に手紙が届いた。それは十年前に自分を捨てて家を出た母が病気になったことを知らせる弟からの手紙であった。憎しみに胸を焼くダミアは、けれど母に治療…

　揺籠結界《クレイドル》ーーそれは、この星の上に残された人類唯一の生存圏。しかし、そんな優しい結界の中の環境は決して優しいだけではなく、もし、人類に魔法が与えられていなければ、と…

帝国の皇太子の愛人であり、帝都の夜のうわさの中心にいた高級娼婦コーム・レーメは、当代一の首斬りの名手と称賛される女処刑人コルレッタ・パリストと会うことを希望する。それはあるお願い…