「記憶泥棒」を含む小説

シアルは願いを叶えるかわりに相手の記憶を奪ってしまう不思議な力を持っていた。 そんな彼女のもとに現れた異種族の男がシアルの運命を変える——。 エブリスタ妄想コンテスト優秀作品

一つ一つ記憶が脳内で本の様になっていて、それが図書館の様に本棚に並べられていたら…… そう思って書いた物語です。 読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします！

　最近の僕は変なんだ。何かを覚えてもすぐに忘れてしまう。あんまり忘れてしまうから、もう誰とも関わりあたくない。そんな訳で軽い引きこもりになっていると、家の外から呼ぶ声がした。顔を…

木四宮高校二年の僕は、一学期終了目前の最後の1週間、学校で噂の記憶泥棒に大切な記憶を盗まれてしまう。 現代が舞台のファンタジー作品です。 カクヨム甲子園に応募させて頂いています。