「独白体 短編」を含む小説

　これは遺書であり、告白文であります――。 　ある従者が綴った、主と従者の狂気の記憶。 　主と従者の性別は決めておりませんので、ご自由に想像していただければと思います。 　舞台…

生まれ育った肉体から義体への移し替えを行う「換体」が実現した近未来。 「換体」手術を5日後に控えた僕のもとに、学級委員長が見舞いにやってきて――。

西暦2087年、破壊された要塞の地下から音声データと、紙が発見され、回収された。その中身は両方とも同じであり、一人の男の声だけが入っていた。