「昨日の敵は今日の友」を含む小説

「世界最高の諜報員」と謳われた男が、凶弾に斃れ命を落とした。 その男が全盛期だった時、互角に戦い高揚感をもたらした異国の軍人が、彼を見送る短い話。

初めは名も無い傭兵だった。それが気づけば、いつの間にか英雄などと呼ばれるようになっていた。 多くの人に認められている、喜ばしいはずの現状。しかし、なぜだか動きづらく、息苦しい日…

いよいよグランドフィナーレ！ 駆け出しのアイドルグループ「マーメイドテイル」のメンバーだった私、水城乃亜（みずきのあ）は、ある日、誰かにナイフで刺された。 目が覚めると知らない…

「知らぬが仏、言わぬが花」の続編的な話になってしまいました。もし宜しければそちらもご覧下さい。

世界には人と獣人、有翼人が存在する。 ある時、鳥獣人の軍事利用を目論む犯罪者が「羽付き狩り」を始めた。 羽付き狩りの標的となった薄珂は、溺愛する有翼人の弟・立珂を連れて獣人の隠れ…

長い間、敵対していたオーバル国とローソルト国であったが、北の国から戦を始めたことによって、同盟を結ぶことになった。 その条件として、互いの国の王族同士の婚姻を結ぶ必要があり……と…