「愉快な人々」を含む小説

「汎用人型労働機械シリーズ・愛と平和のバトルメイドロイド――百合亜ｖｅｒ．１００グローバル」 　それが鈴木家メイド、頭がおかしくて喧嘩が強くて主人のアキラを愛してやまない、リリ…

大正８年秋の夜長。 常磐青嵐は気がつけば、高層展望塔八天閣の屋上にいた。突然声が響く。 ここには自らを『唯一人』と認識する者たちが集められ、これから新月のたびに相互に戦い、最後に…

浜比嘉アルネは何者かが自宅に侵入しようとしていたことに気がついた。そしてそいつはなぜだか、資産価値の乏しい呪われた人形を持ち去った。 この人は大正時代の人なんだけど、関係ないの…

「テクノォ！ ブレェェイク！！」 今日も少女、雨宮 一重《あまみや ひとえ》は悪人を相手に盛大に叫ぶ。 ……どうしてこうなった？ 神山 良助《かみやまりょうすけ》は…

「お前の周りには、普通の奴がいないのか!?」（誰だったか忘れた） 「ごめん。今からあんたの家に家族で乗り込んで、総ツッコミしていい？」（大阪出身の友達より） 遥か昔、友達にそん…

クラクションが行き交う大通りに面した喫茶店でいつも通り新聞を広げていた。しばらく前から新聞は例の絞殺魔のことと、それから絞殺魔の犯行の失敗について紙面を賑わせている。 斜め読みし…

本日、入院しました。 これを機会に、 誕生日に万年筆を買ってもらってから、ずっとやろうと思っていた日記をつけてみようと思う。 いつまで続くかわからないけど、退屈しのぎにはなるだ…

イカサマディーラーとしての腕を買われて、国を救う事になってしまったエルナ。 王子であるフレッドといい関係になりそうだけど、それはまやかしなんだ……きっと私を騙して……なんて考えつ…