「姫 夜の街」を含む小説

愛を知らないまま育った 美來は 友人の付き添いで入ったホストクラブにいた 藍と出会う。 決して出会ってる訳でもないのに どこか懐かしい感じがするのは何故だろうか。 まだこ…

　2045年、近未来。 　監視カメラとサイボーグによって要塞化された東京都国立市。 　自堕落な生活の果てに大学を中退し探偵になった主人公、潭澤 澪（ふちざわ みお）。しかし探偵…

中学生の葉月明莉は、夜姫だ。毎夜幽体離脱をして街を歩き回り、ひっそりと出会った人々を助ける。そんな彼女が求めるのは、夜に咲く赤い蓮。 連載してみたかったので、試しに公開してみま…

　中等部へと進学した日の夜も、つばきにあやめの二人は、公園に出没するという餓鬼を追っていた。難なく餓鬼を退治する。そのに、一人の警察官に見咎められ、持っていた弓と刀を取り上げられ…

霧と常夜の区域、『暗都』。 鬼が住まう特区であるその街に、布施下外彦（ふせした・とつひこ）と降姫（ふるひめ）は足を踏み入れる。 『鬼の欠片』を取り込み、ほとんど鬼と化してしまった…

「じゃあねー。ヤマトいってらっしゃい！」 「それはいいが……ヒナミ。さぼらず薬を作っておけよ」 「はいはーい」 　さて、ヤマトは出て行った。 　テキトーに薬を二つ三つ作って、後は…

ーー何をしても上手く行かない。何をやっても逆効果になる。会社の為にやった事なのに・・・。 今日も朝から上司に呼び出され、無断での休日出勤をキツく咎められた万年ひらアルバイターの…