「一次小説 青春」を含む小説

ある日、水波は神社で一枚の紙を見つけた。その日から徐々に世界が壊れ始めて！？

　吉水 侑（ゆう）は「誰からも愛されない」「誰からも必要とされない」という信念を抱えた、女の子のような容姿がコンプレックスな、毎日便所飯の高校二年生男子。隣の席の氷見 あやめとい…

ひとが得意ではない「わたし」。偶然通りがかった金物屋のショーケースに並んだ裁ちばさみに、なぜだか惹かれてしまって……？

冊子に掲載したものの再掲です。 未来を互いに託し合おうとする3人の少女たちと、学習支援員の若い男のお話。 季節外れかもしれませんが、新型コロナウイルス騒ぎにもうんざりしてましたし…

　中之島公会堂と川を挟んだ向かいの場所画廊を構える鴨井陸は自分の画廊主催の公募展に寄せられた一枚の絵に思わずうなる。それはフランスで活躍した画家ユトリロの風景画「白の時代」ととて…

五年前に亡くなった姉の足跡を辿って同じ大学に進学した遥。 姉の同期だった先輩から渡されたのは、かぎ針編みの編み図だった。 偶然知り合った史郎に編み物を教わることになり・・・。 …