「カクヨム短歌賞 現代短歌」を含む小説

暦上の春に起こる出会い別れときめき惰性を、 地球上から、時の流れから、 春が去ってしまいそうな今にこそ写したい。 すべてを悼みたい。 君やあなたとここで画面越しに出逢ったことも、…

カクヨム短歌塾というイベントをお見かけしました。 毎週お題があって、その１は「客観的に描写してみよう」ですって。 とても私好みのお題です。 短詩型といえば情景。写生。 子規は…

瀬崎薄明「カクヨム短歌賞1首部門 応募作品」

カクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】10首連作部門応募作です。

カクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】参加作品です。

９９パーセント以上の創造・想像と、１パーセント未満の実体験。そして限りなく０パーセントに近い何らかのプラスαからできています。

言葉遊び、屁理屈、その他諸々。

ベタ。他の商業作品――小説や漫画――で目にした設定・フレーズへの返歌っぽくなったものもあります。

帰省中に作成した連作10首です。 読んだあなたも懐かしい記憶、光景、誰かを思い出すかもしれません。

「カクヨム短歌賞」10首連作部門参加作品

或る少年の夢が此処に在ります。 夢といふ不連続で、不可能性に満ちた、うすつぺらな妄想の端々を、無作為に、お好きなところから愉しんでいただければ幸ひです。

1首部門応募作品を5首収録。

やわらかく、やさしく、心が浮き足立つような春の日々。 季節のはざまで揺れる、わたしときみと、世界のかけら。 この春を、2年経った夏の今でさえ簡単に通り過ぎないようにする素直なカク…

夏は、記憶の深淵を揺らす。 この連作は、その一瞬の眩暈を「虹色の肌裏」という、 身体の最奥に刻まれた感覚として紡ぎ出します。 陽炎が視界を歪ませ、 アスファルトから立ち昇る蝉…