「ほのぼのと不穏」を含む小説

台詞のみの散文作品。 『永遠に終わらない夏休みの孤島』が舞台。 基本ほのぼの、時々不穏。

かぎ括弧が語る。 かぎ括弧で語る。 ようこそ、永遠に終わらない夏休みの地へ。

時代は大正初期。 「来世こそ一緒に生きよう──必ず見つけ出すから待っていて、愛しい人」 心から慕っていたその人は、桜が舞い落ちる日に息を引き取った。 もしこの世に神が居るのなら私…

リックとラクエルは幼馴染みで大の仲良し。 豪族の治める田舎の村でゆるーく毎日遊んでる。 だけどラクエルは伝説の邪竜だった！？ ゆるーい生活ときどき不穏。 でもラクエルは今日もリッ…

　春になったばかりのある日、ハナは人攫いに遭った。無事にそこから逃げ出すが、山中で迷いに迷い、何を間違うか精霊様に出逢ってしまう。 　しかもその精霊様、人の街に行きたいらしい。 …

封印すべき魔王を殺してしまった勇者ヘイロンは、仲間から裏切られ孤立無援。英雄から一転、逆賊として処刑されることになった。 あんまりな扱いにヘイロンは逃亡を決意する。道中、成り行き…

大陸の北には人間が、南側には魔族が暮らしている。 何度目かの和平交渉に際して、両国から選ばれた一名ずつが、大陸の中央にある邸で共に過ごすことが命じられた。 魔族代表のザカートの前…

「２」（セカンド）そう呼ばれた少女は、事故に会い――死にかけるその時であった彼 流名を、牢獄に入っても思っていてーーそして、、、、牢獄生活が終わり怒涛が始まる