「あやかし カエル」を含む小説

　あやかしがくれた雨石。 　父の正和は幼い頃から世界の因果に翻弄されてきた。 　母の美和は自ら取り込まれ、 　兄の天次《あまつぐ》は巻き込まれた。 　ひとり残された娘の美雨も因…

多邇具久(たにぐく) 地上のどこにでも生息しているため、「国土の隅々まで知り尽くした存在」であるとか「地上を這い回る支配者」と考えられていた。 島根県松江市に、美保関町という村が…

この物語は、悪魔の住む洞窟とそこに足を踏み入れる者たちの運命を描いています。主役は美しい歌声を持つカエル、速さを求めるウサギ、力を欲するオオカミ、そして全世界の支配を望む王。彼ら…

気がつけば森の丘に立っていた しゃべるカエルに 森の化け物 ここが普通の世界じゃないことがすぐにわかった 〈捨てられた町〉 それが迷い混んだ町の名だ…

最古にして唯一、魔法が学べる街「三岳狼」。そこに越してきた主人公の吉狩あぶみは、図書館で“生の人皮装本”に呼び止められてしまい、挙句の果てには人探しまでやらされる羽目に。平穏な学…

主に関西を中心として活動するルポライター阿納桧 都月(あのひの つづき)が現地に出かけて不思議を体験するお話です。

時は大正時代、賞金稼ぎのつむぎは、カエルのホムラーと出会う。そして、敵が現れる。 新米だが、勇気だけは誰にも負けないつむぎががくりなすアクションファンタジー

京都生まれ、京都育ちのツキ。親のすねをかじって、毎日だーらだら。 そんなある日。 とある女性に誘われたことをきっかけに、大都会東京で働き始めることになるが…。 ※作中の方言は主…