「＃幸せ」を含む小説

　貴方に送る、問いかけ。 　魔法のiらんどショートストーリーコンテスト参加作品。お題は「きみは幸せでしたか？」。

「エリゼ、お前とは婚約破棄させてもらう」 「はい、承知しました」 「い、いいのか……？」 「ええ、私の『呪い』のせいでしょう？」 エリゼ・グローヴは自身の『呪い』のせいで、何度…

　貧乏伯爵家の長女デシレアは、菓子作りの才能を生かして生計を支えるべく日々奮闘している。 　そんな彼女には前世の記憶があり、その前世唯一の幸福と言っていい存在が、前世では物語…

　彼女が会えない人となってから、久しぶりに夜に外に出た。蘇る彼女との幸せな思い出が悲しみを増幅させ、僕は彼女のところへ逝きたいと思うように。 　そんなとき、生ぬるい風が吹いた。不…

ナルフェック王国にある貴族の子女達の為の教育機関、ラ・レーヌ学園。毎年聖誕祭休暇が明けた冬、学園の食堂では冬季限定でデザートとしてガレット・デ・ロワが出される。このガレット・デ・…

魔法のiらんど　ショートストーリーコンテスト用に書いてみました みましたが……なんかコンテストが求めてるのとは違うのが出来た気がする（汗

好きな人に好きな人がいる時、あなたならどうしますか？ 相手はあなたに振り向くことはありません。 それでも好きになってしまったら？ これは、自分の幸せより相手の幸せを願った男性…

付き合っている人がいるのに、あなたに惹かれてしまった私。 この気持ちには蓋をしたけど………？

儚い恋心をポエムにて詠む

　デートに出かけようとしていた主人公。だが予定していたバスに乗れず、どうしようかと考えていたところに、近所に住んでいる元カレが現れ……。 　魔法のiらんどショートストーリーコ…

　早起きしたのにバスに乗り遅れた入学式の日、私は、とある男の子と出会った。「この道、まっすぐ行ったら遅刻確定。こっちの脇道を行けばワンチャンセーフ。どっちにする？」そんなことを言…

私、賀来乃月は普通の会社員である。この小説はただ私が美味しくご褒美を食べるだけの平々凡々としたお話である。 注・これは彼女個人の感想である。 ※少々辛いシーンがあるので辛い…

初めての恋愛、初めての夜、初めての裏切り、初めての浮気、初めての不倫。 沼はそこ知れず、いつだって人間は煩悩に満ちている。平凡でただ当たり前だと思える小さな暮らしに、いつしか幸…

結婚式まであと1ヶ月。幸せな未来を約束した婚約者の健一との新生活を夢見ていた主人公。しかし、ある雨の夜の出来事が、その運命を大きく揺るがすことになります。

愛する女の冷たい骸の前で鬼は思いを馳せる。彼女と出会ったあの季節を。 この作品は「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト、『きみは幸せでしたか？』部門に参加し…

高校3年間、彼との思い出は私の宝物だった。 入学式で偶然となりの席になった彼は、動物が大好きで獣医を目指す優しい少年。緊張で固まっていた私に、自然と話しかけてくれた彼との出会い…

魔法のiらんど『「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト』参加作品。お題【元カレ】 みくり、真樹子、周、諒平の四人は、大学一年からの親友。 みくりと周は、大…

〈いつも一緒の帰り道だった幼馴染がいる。最初はそれほど意識していたわけではない。初めて意識したのは、クラスメートにからかわれた時だ、と思う。思春期に差しかかる境目の時期だったのだ…

｢ちょーいちょいそこの高校生。学校はどうした？｣ 予め用意された人生を送ることに嫌気がさしていた十五歳の藤野 慧は、ふと思い立ち、高校の入学式を無断欠席する。 自宅に帰ることもで…