「短編 大学生」を含む小説

大学生時代に体験した、全く怖くはないけれど不思議だった出来事。怪談作家に自分が取材されて、その内容が文章化された体裁で書いてみました。

牧野結衣は、小学生の頃のいじめをきっかけに、他人を信じることができなくなった。大学生になってもその性格は変わらず、友人も少なく、世界もまだまだ狭い。 そんな彼女に、中学生の頃、優…

　大学内のカフェを訪れた猫背は、テーブルに忘れられた一冊の本を見つけた。その本は猫背が今読んでいるものと同じ本だった。 「この本の持ち主には、ネタが通用する！」 　持ち主に対…

大学一年の藤野由依は、親友の白河美咲と共に学園祭の野外ステージを見に行き、そこでバンド演奏を披露した瀬名明宏と牧慎一郎に出会う。学内一モテる瀬名と、その親友の牧はなぜか由依に興味…

大学生・結城蒼真のもとに、ある夜“死んだはずの男”からメッセージが届く。 「俺を殺したのはお前だろ？」 1年前、恋人の白石玲奈を殺した犯人——佐久間圭。 事件のあと圭は自殺し、す…

とある心霊スポットを訪れた翌日から、私たちは、奇妙な出来事に見舞われていた。 まるで、家の中に、居るはずのない同居人が存在するかのようだった――。 訪れた心霊スポット（山奥の廃…

百合要素のある怪談や、怪談風の百合話を集めた短編集です。 「サジェスト」　同棲している二人に起きた不穏な兆し 「なやましい」　大学生カップルの片方だけに見える謎の少女 「開かずの…

鴻（おおとり）はじめは曽祖父の大五郎と暮らす大学生。 だが大五郎が亡くなり、彼は一人ぼっちになってしまう。 そんなはじめの前に、二人の女性が現れ、こう告げる。 「申し遅れてすい…

大学生の男の子はフラッシュバックによる自己嫌悪に悩まされていた。 自分自身が嫌いになってしまったところに一人の女の子が近づいてきて…。

築三十五年の木造アパート。 大学生の私は、その一室で独り暮らしをしている。 レトロな雰囲気が、私は気に入っている。 ただ――。 隣人について、気になることがある。 隣人が、…

Z県の団地で七人が殺された。犯人は逃亡中。 一方、同じZ県の山奥の山荘に、六人の大学生が宿泊していた。 深夜、物音で目を覚ます六人。 リビングで、見知らぬ男が血を流して倒れてい…

大学生男子の主人公（宮前飛鳥）。レジュメを忘れたある日の講義で、隣の女子に資料の共有をお願いしたら……『――いいよ、あげる』なぜか彼女は立ち去って……？ 　失恋女子ほだされ系恋…

大学生の井之上円は、ツーリングで立ち寄った山で、山女様という妖怪にとり憑かれてしまった。 彼女は凶兆を知らせ憑いた者を助けるが、彼女自体が災禍を引き寄せる性質も持っていた。 円は…

　二十歳の大学生が叔母に頼んだのは――「年上の女性を紹介してほしい」 「二十も上の人を？　もったいなくない？」 「だって、年上の人の方が楽だし。……結婚の挨拶で、相手の父親に…

パパ活したらおじさんがロリィタ服を着てやってきた!? なんで私？確かに私も昔は着てたけど、もう着る気はないっていうか……。 え？　双子コーデをしたいから一緒に着よう？ ちょっと待…

大学生の私はある日、友人のＫから恋人から手酷く振られた事を告げられる。その恋人は何と二股を掛けていたというのだ。 後日、その元恋人が殺された事を知った私は、犯人としてＫを疑うのだ…

雨が降りしきる帰り道、太陽は雨宿りできる場所を探して走る。ようやく見つけた屋根付きのバス停で、偶然にも同居人である月と遭遇する。

気になっていたカフェ。目の前にいるのは、昔の面影の残した男の人。 大学の先輩から紹介されたのは中学の時の元彼だった。しかもそのことを言い出すタイミングがなく、久々の再会は気まず…

※本作は「同じプロットで書いてみよう！」という自主企画参加作品です。 北 流亡 様 プロットを強く意識するきっかけになりました。 楽しかったです、ありがとうございました！

深夜、金縛りに襲われた大学生の部屋へ「処理者」が現れる。スマートホームの誤検知で生きたまま遺体処理が始まる恐怖を描く現代ホラー。