「カクヨム【短編】」を含む小説

ㅤ2007年8月20日18:11分。私が生まれた時刻として母子手帳に記録されている。だから、私が線を飛び越えるまで残り約3時間。 ㅤ大人になるのがどうしようもないくらい怖い。だ…

【ラスト一撃が心を抉る……！ 　皮肉で残酷で、美しいほどに歪んだ物語】 〜あらすじ〜 世界が終わる前日。一人で最期を迎えるはずだった私は、未来と言う名の少女と出逢う。ニコニコ…

家族の付き添いで訪れたリサイクルショップ そこで読んだ漫画の「見開きの1ページ」が強烈に記憶に残っているという。 しかし、また読もうにも、作品名や作家名どころか、あらすじでさえ記…

君の声は魔法の声。 僕を惹きつける。 ずっと君の声を聞いてみたい。 永遠に。

　僕、蓮城朔夜は声を出すことができない。それは障がいを持っているからではない。ただ……出せない理由があるのだ。 　そうして僕はいつも通り一人で帰路を辿ろうとする。 　雨が降って…

深夜テンションで書きました…… そこそこ変だと思います

一度声を失った青年、高城湊。孤独の中で彼を支えたのは深夜ラジオの女性アナウンサー、橘玲奈の声だった。 声の届かない世界に沈む湊と、声で人を繋ぐ仕事を続ける玲奈。 ラジオを通じて紡…

とあるこの町では「羽」という言葉に特別の意味があった。 才能を持つ者、持たない者が明確に分かれていたのだ。 そんな町で暮らしていた少女・澪。 舞台の上に立って活動することを夢見…

バカ二人がバカなこと言ってるだけのバカ話。一瞬で終わります。 ※ストーリーの都合上やむなく描写しましたが、自転車の二人乗りは、道路交通法違反にあたります。絶対におやめください。

　裏社会のとある組織に属する森田は、上司──多良見の指示で、中国マフィアに交渉という名の脅しをかけに行く。 　通訳として雇われた年上のフリーター尾倉に指摘され、自分の頭に聞こえる…

幼い頃に交わした約束、そのせいで僕は生きなければならなかった。 その約束は10年経っても果たされなかった。 ……あの日までは

人生に絶望し、屋上へ向かった青年はそこで不思議な女性に出会う。彼女は今まで会ってきた人とはどこか違う考えを持っているようで…

カクヨム甲子園創作合宿　第1回「約束」参加作品です。

私に告白してきた彼。ずっと良い友人だった彼。振られた後も私の世話を焼いてくれる彼。それでもきっと、彼の気持ちは私の心に届かない。

約束だけは守るアホ。 穂澄とはそういう男だ。

僕はあの日交わした君との約束を何があっても守り続ける。そう決意した。 いじめられても、怒鳴られても、僕は守り続ける。 そんな固い意志が崩れてしまうのは自然の摂理ですか？ この物…

優秀な強化兵である「カイ・アンダーソン」は、任務で大きなヘマをしたことを切っ掛けに、問題児部隊と揶揄されるある部隊へ放り込まれてしまう。だがカイが配属されたその部隊には美少女しか…

　ゆびきりげんまん。子供の頃、誰しもがやったことがあるこの遊びは、あまりにも残酷で、あまりにも危険なものであることを知っているだろうか。 　しかしその内容はあまりにも残酷で、子供…