「１分で〇〇 1分で読める創作小説2025」を含む小説

留学を控えた涼介に、高級ブランドのボールペンを贈った結衣。 だけど、彼が一番うれしそうに語ったのは、別の人からもらった3色ボールペンだった。 隣にいるのに、笑顔の残酷さに胸が砕け…

誰か一人くらいは似たような題材でしょと思ったら誰もこんな話をしていませんでした。 恥ずかしいよ、■■君。 取り敢えず、最初にこの話をしたのはココってことでいい？ それはわからな…

おっさんは、きたないです。

小学校三年生にあがったおいわいで、おばあちゃんちに行った。 そしたら、日記ちょうを見つけました。 おばあちゃんでも日記とか書くんだなあって思って、ナイショでこっそりよんでみるこ…

小学校の剣道大会決勝。 判定負けの悔しさに沈む少年に、見知らぬ高校生がそっと声をかけた。 「君が勝ちだった。僕が優勝して、その勝利を君に捧げるよ。」 その言葉は、敗北の痛みを静か…

旧友から久々にかかってきた電話。 内容はなんとも奇妙なものだった。

〜 あらすじ〜 湖のほとりに立つ少女・澪（みお）は、毎朝静かに水面に語りかける。声にはしない。ただ、心の中で、亡き祖母が遺した「水は記憶を抱いて流れる」という言葉を信じ、澪は湖…

亡くなった祖母と、頑張り屋のキャリアウーマンの話。

目の前の人物に問いかける。性別とは、色とは、私は醜いのか。性別も色も美醜も判らない人物に問いかける。

暗くなった道を帰る話です。

　『今年も向日葵が咲きました。』 　そんな手紙が写真と共に届いた。 　向日葵は、彼女の行方不明の夫が大好きな花だ。 　これは探偵として真実に辿り着いた私が白日の下に晒す事を止め…

　彼が笑う。 　帰り道、信号の長い交差点で二人きり。 　会うのはここでだけ。話せるのは信号が青になるまで。 　とびっきり楽しそうな顔で話してくれる彼。それがとても楽しくて、愛おし…

交番前の掲示板に「－2人」と記されていた。警察官は「二人生き返った」と笑顔で答える。

　バラバラに監禁された恋人たち。 　女の手元には縄、目の前のモニターに映し出されたのは崖に吊るされた彼。 　手元の縄が文字通り彼の命綱だと知らされた女は必死に引く。だが…… 　…

オイラは猫。名前はタマ。