「短編/日常」を含む小説

前の夢歩きが32話、10万文字行ったので続きはこちらに書きます。読みにくさ回避のために、ここから30話か10万いったら次を作ろうと思っています。 この世界にはたくさんの子達が隠…

植物好き人間嫌いの私。 研究者として一年間の海外留学から帰宅したら、 リビングの中央になぜか木が2本、寄り添うように生えていた。 青天の霹靂。だが家にも共に住む両親にも関心の薄い…

日常の何気ない時間、キッチンで交わす会話。 一緒に料理をする、ただそれだけで幸せ。 こんにゃくを手綱に結ぶように、ほほえましいふたりの未来。

頭に浮かんだ1枚の写真の物語。 世界は優しい。だが、そこに気づけるとは限らない。

※プロローグ以外は1話完結型です。最新話からお読みいただけます。 前回の旅から2年。フィリーは論文試験を終え、大学に飛び級で入学することに。 物件探しのため街を歩いていると、見覚…

合宿免許を経て車に乗れるようになった僕は最初の運転で海に行こうと考えた。 1人だと心細いので友人も一緒に。 ただの日常に過ぎなくて、でもあれは今でも忘れない思い出になった。

梅雨どきの午後。里帰り中の大学生、卓は馴染みの喫茶店で不思議な出来事に遭遇する。高校時代、ひそかにあこがれていた彼女は、いったいどこに消えたのか。

日常の中に忍び寄る喪失と混乱、そして人の尊厳と記憶の物語。 静かに心を締めつける、ある家族の“変化”の記録。

その宿屋兼酒場は、村の巨木の上にぽつんと建っている。名は「銀竜亭」。 昼は静かでも、夜になると冒険者たちがジョッキを鳴らし、くだらない話で盛り上がる。 ドラゴンの炎も、派手な戦闘…

日常系短編ホラーです。

最愛の夫は、呪いをかけられ、ぶち模様のガチョウになった。 それでも私たちは、仲良し夫婦のままだった――あの日までは。 これは、愛と魔法が残した、ちいさな羽の記憶。

カッターは紙を切る道具だ。 しかし、ある日「切られたくない紙」の声を聞いてしまう…

雪藤家は、お父さんと娘四人のにぎやか家族。 海外出張の多いお父さん、なかなか会えないからこそ愛がつのる。 帰国すれば全力でお迎えイベントが発生！ 暴走ぎみの長女、自称文学少女の次…

長女のクロ、次女のシス、三女のポス、三姉妹の女神の、定めに従って送る日常を、皆で見守ろう。

苦労ばかりしているお婆さんがいました。 ある日一羽の雀が現れます。 お婆さんが最期にみつけたものとは…

日記×高校生×些細な同性愛×ファンタジー×苦い思い出

飾られなくなった五月人形。そのずしりとした重さは、いつしか家族それぞれの心に、異なる記憶と感情を刻んでいました。妹が感じる漠然とした不穏さ、母が抱く過去への郷愁と身体の衰え、そし…

魔女の奈々美と彼女の那雪は街の中に細々と営業している映画館を訪れた。 サークル活動や卒業制作、趣味といった方向で撮られた映画のみを上映するその場所で映画を楽しみ有意義な時間を過ご…

酔異奴霊（よいどれ）の旧校舎での怪異から約3か月後の松倉は地元で独立し仕事を始めた。 WEB制作やデザインを請け負う会社「YOU＆R」を立ち上げ、地元商店街「灰間市緑葉地区東町…