「現代短編 短編」を含む小説

バイト中の僕の元に現れた美人なお客さんから目が離せなくなった。 顔にではなく、胸にだ。 前屈みで胸元が開いた状態で目を背けられる訳がない。 そんな状況に出くわした僕が、このエロい…

此処とは違う世界の異能力渦巻くテロリズムと正義の話。 ❤️や⭐️を頂くと励みになります。毎日投稿実施中です。

｢実はね、転校するんだ｣ 君が突然僕に告げた言葉。7月31日でこの町を去ってしまう君と僕の7月は始まる。

2020年春。 外出自粛、オンライン授業、マスク越しの毎日――。 新任教師・瑞希が出会ったのは、一度も教室に姿を現さない生徒・八木澤みのりだった。 会えないまま季節は過ぎ、画面越…

新卒で会社を辞めた秋矢の前に、亡くなった友人・神保がふらりと現れる。 時計は進み、カレンダーはめくられる。止まった時間の中で交わす、最後の会話。 (登場人物) 秋矢：20代前半…

少年は刺激を探していた。 山奥に潜り込んで、そこにある古屋には七本の紐糸に繋がれた怪しげな美貌の女性。 「この紐を切ってよ」 笑いながら言う、女性に少年は危険故かその美しさ故か…

AI、人工知能。そんな文明が常識化した世界で僕は作られた。 得意技はエラー落ちと処理落ち かわいいと思ってくれたら嬉しいです！ 【かわいいポーズ１を取得中…】 ふへへ……これで…

古びた家に暮らす私と、一匹の猫。 雨の日に届いた手紙は、思いがけない秘密への扉を開く――。 日常にひそむ不思議と、ささやかな温もりを描いた短編。

　クローゼットがピカッと光って現れたのは、あたしの未来からきた孫。よっしゃ！　あたしにもファンタジーの予感。喜んだあたしへのご要望は、「勉強を頑張って大学に進学してほしい」だった…

二ヶ月前にフラれた元カノから突然の連絡。 久々に開けた思い出の箱から出てきたのは— 別れてから始まる、心理ゲーム開始。

文明が荒廃しどこを見ても砂だらけの現代、人々はこの世にある無数の飛行機に望みを託し飛ぶ。 そんな世界で航空機に乗り、旅を続ける男3人を描いた冒険譚。 時系列はバラバラですのでご容…

駅前の横断歩道で、私は彼を見かける。 むらさき色のスウェードの靴を履き、同じ時間、同じ歩き方で通り過ぎる男。 病院通い、時折の笑顔、深い落ち込み。 観察を続けるうち、私は彼の足…

ようやく手にした、夢の甲子園優勝。 しかしその勝利は、試合で勝ち取ったものではなかった――。 圧倒的な強さで進んだ大会。相手校が次々と不戦敗になり、ついには決勝戦すら行われなかっ…

高校一年生の山中圭太は古い元別荘で父親と二人暮らし。ある日ふと気付いた肖像画に、何の気なしに「行ってきます」と言った日から、マダムの声が頭の中に聞こえるようになってしまって……？…

高校二年生の海音は凪に思いを寄せていた。思い出にはいないはずなのに、その柔らかな瞳がどこかで見たような気がするのだ。 修学旅行で友だちの美咲と同じ班になり、凪と、凪の親友である奏…

『しりとり転生』 目が覚めるたびに、僕は違うものに転生している。 石、時計、信号機、etc.――共通するのは、前回の“名前のしりとり”で終わった文字から始まること。 日常の中に…

小さな町に暮らす四人の物語。 工場で働く男、帰り道を遠回りする女、地図を描く青年、山道を歩く老女。 交わらない日常が、同じ空気の中で巡っていく。静かに流れる時間を描いた連作短編。

本土から船で二時間。便は一日二本だけの離島に、男は久しぶりに帰省した。 両腕に抱えた段ボールは、母への贈り物――離れた場所からでも暮らしを便利にできる、最新の機材だった。 やが…

極東のとある島国の首相・石岩は国のトップになったにもかかわらず上手く行かない日々に鬱憤を爆発させ隣国の独裁国家にインスピレーションを受けて同国の支援のもと国を自らを王とした専制国…