「ただわたしだけが」を含む小説

物語の主人公は、学校にも行くし、友達もいる。でも、彼女の本当の世界は“テレビの中”。 ニュース、ドラマ、バラエティ――画面越しに見る人生のほうが、ずっと鮮やかだった。 そんなあ…

「あなたは、わたし救った英雄です！」 目の前に現れた小柄な女性に言われた。 僕は昔、交通事故から彼女を助けたらしい。 -----　事故から命を救われた女性と、体を犠牲にして救った…

「その日わたしはこの世のものとは思えないほど美しく、妖艶な花を見た。」 兄の提案により、女子でありながら遊郭に足を踏み入れることになった。そこは美しく華やかな夢のような世界だった。

ぼくのクラスのあたらしいなかま、こはねちゃん。こはねちゃんはお家で犬をかっている。

「わたし」は、ずれてない。 わたしは、ずれてる。 私の世界はどこ？ それを知るのはわたしとあなた。 「あなた」は、ずれてる？ ずれてないって、自信持って言える？ …

クラスの天使様に恋しているモブな少年は、ふとしたことから懐かれた(?)天使様が心を読める力を持っていたことから、自らの恋心を弄ばれる生活が始まってしまう。 が、翌日、異世界の迷宮…

なぜ、彼女は最強の力を失ったのか。 なぜ、王女は塔に囚われたのか。 失われた記憶と、果たされなかった約束の果てに待つ真実とは──。 世界の理に干渉する者たちを巡る、壮大な物語。…

みずみずしい思春期の憂鬱に、銀色の花たちは、玻璃の感性によって狂い咲く 春待睡蓮に、一通の手紙が届く。 「ジャスミンの紅茶の香水です」 とても不審な手紙。 睡蓮はすぐに、そ…

わたしの名前は、ステラ。 ここは《方舟》。神に守られた、星の海を漂う箱船――そう教わって育った。 けれど、ある日から神の声が聞こえなくなった。 同時に、左手の小指が止まらなくな…

　自他ともに認める絶世の美少女【ビャクヤ】は、地球を侵略しにやってきた宇宙人だ 　侵略の足掛かりとして、日本の高校へ転入した彼女は、将来性がある若い地球人を手駒にしようと企む 　…

少女が目を醒ましたのは、氷帝と呼ばれている冷酷無慈悲な男・ヴィルジールが治める帝国だった。 全てを失った少女に、皇帝は問いかける。 「──お前が国を滅ぼした聖女か？」 帝国で保護…

老害と呼ばれる人がいますね。あなたの周囲にもいるでしょうか。ちなみにわたしの周囲にはいます。もしかしたら自分が老害かもしれないと疑うこともあります。 ちまたであふれる老害との向き…

その日、世界は突如として崩壊を迎えた。 ホシと呼ばれる異形の存在によって崩壊した世界でイブキとハト、二人の少女はある目的のため戦場へと降り立った。 その目的は彼女達の家族を奪…

山間の小さな村で、不可解な殺人事件が起きた。 知り合いの刑事から依頼を受け、調査に乗り出した探偵・神宮寺　蘭。 古びた神社で出会ったのは、謎の狐面の男――白狐。 彼は蘭に対して…

ただ、私はこんなふうにして書いています、とそれだけのお話。 ※創作論ではありません。

「よし、決めたわ！わたし、世界を滅ぼすわ！」。突如現れたのは、白いセーラー服に身を包んだ自称「月のお姫様」だ。彼女は僕を、世界を滅ぼすという奇妙な計画に誘う。異様な日常が始まった…

　普通の女子には壊滅的にモテない人生を送ってきた高校一年生、椎日寧一（しいび でいいち）はある日、植物や菌類などと同じ薬効を持つ新しい人種である『薬人』の少女、麻見麻依（あさみ …

わたし、日向。中学生になったよ。 小学生でタイに引っ越して、それから卒業。 これは、一時帰国と引っ越しを通して、普通の大切さを知ったわたしの話。 中学生の普通って…？ 実際の出来…

「見よ、わたしはすぐに来る－。」 　全知全能の創造主の栄光を現すために創造された最初の人間、アダムとイブ。 罪のない人間であったが、神のようになろうと画策する悪魔に唆され、神の…