「悪い 醜い」を含む小説

何でも悪いほうに考えてしまう大学生マサオ、そういうマサオに悪魔が気がつかないわけもなかった。

私はかわいい。それは事実。ナルシストなんかじゃないし、周りが見えていないわけじゃない。 下心が隠せない気持ち悪い男性の視線も、嫉妬にまみれた醜い女性の噂も私は嫌というほど浴びてい…

自分のこと優しいって言えますか？

３ 「う……ん…………あ……れ、此処……は？」 　仰向けで倒れていた私の視界を支配していたのは辺り一面の霧だった。 　ゆっくりと身体を起こしてみるも、まだはっきりとしない頭と、…

佐藤涼。高校二年生。自称「燃える芸術家」。三度の飯より絵を描くことが好き。男女問わず、きれいな顔が好き。現在、同級生の男子生徒にアプローチ中。 涼の手は武器だ。この手で、人間の綺…

壮介と愛があったのはあの事件がきっかけだ。誰もの記憶に残る、あの胸くそ悪い事件、バラ事件。他９人の小中高校生と団結した、その後のお話。