「恋愛ショート」を含む小説

月を追いかけても、近づいたように見えても、それは目の錯覚。２人の関係に、そっくりだね

　主人公の山内愛海は発達障害を抱える二十歳。障害者枠での仕事も決まらず、ただただ塞ぎ込んでいた。気分転換で両親に外出を進められる。そんな彼女の前に表れたのは、建設業をする佐藤真司…

営業に出た先で雨に降られ、 同期と一緒に喫茶店に入ったら……。

七夕の日。彦星がともだちに手伝ってもらって、天の川の中州に建てた、こじゃれたログハウス。 朝早くから来ていた彦星は掃除と料理の準備に余念がない。こういうことが好きな男なのだ。 …

あの味をもう一度

魔法のiらんどショートストーリー 「またね、大好き」

こんなに仲がいいのに、キミは友達の境界線を越えようとしないのね。だから、スキって言うのを躊躇う。スキ、を胸の中に押し込める。

アラサー女子の星山結衣と、彼女が絶対に好きになってはいけない存在の西川海人。 二人の切ない恋物語＿＿＿ 魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」…

助手席に落ちていた真珠のピアス。 私以外の誰かを乗せたの？ だけど、聞くのが怖くて……。

中学生の弟が発明したのは、狙った相手の“恋愛感情”を自在に操るというマシン。 高校生の兄はそのとんでもない装置を横取りして、学年一の美少女にアタックをしかけるが──

彼の浮気を疑い、証拠を掴もうとした夜。 私はすべてを知ってしまった。 裏切り、許し、問い詰める。 その先に待っていたのは、思いもしなかった結末――。

魔法のiらんどコンテスト 「一夜の過ち」

春先の夕暮れ、冷たい風が指先をかすめる。 本当は、抱きしめたかった。 でも、それは許されない。 だからせめて、この温度だけは――。

淡海マヒロ、高校生。 異世界にでも行けば無双できるはずのチート級パワーを持ってるけど、現世ではただのトラブル製造機。 ドアは壊れる、机は割れる、力加減を間違えて周りがドン引き。 …

「ありがとう またね、大好き」ショートコンテスト参加作品です。 演劇部所属の1年生、七瀬星はひとつ上の先輩に片思いしている。しかし、その先輩がキスをする瞬間を見てしまい……

どうしようもない男に引っ掛かったあたし。 安酒をあおっていると、雪の中、あいつがやってきて―――。 どこかであったかもしれない、そんなお話です。 魔法のiランドコンテスト　「…

大学のサークルで一番可愛いマキコに告白したオレは、「ブサイクな顔を整形したら付き合ってもいい」という条件を出される。それで整形外科医である彼女の父親の病院で整形手術を受けたのだが…

今日はバレンタインだ。 当たって砕けろ精神で久しぶりに呼び出した彼は、なにも変わっていなかった。