「吸血鬼の短編」を含む小説

エクスたちは、新たな想区を訪れた。そこは、『月の女神の想区』だった。この想区には闇に棲まうはずの悪魔が跋扈しており、聖教は人々の安全を守るため、悪魔狩りを主導している。そして、悪…

俺の前に現れたのは、自称・ヴァンパイア。 奴は、自分が吸血鬼だと信じて疑わない。 そんなイタい奴だが、話を聞いている内に俺は彼を応援したくなった。 何故なら奴は――恋をしていたか…

アカデミーで錬金術師を目指す少女ミラは、美男子だけどKYでうっとおしい若者、実験助手のシンクレアに一目惚れされ、半ば強引に付き合わされるハメに。 その頃街では、連続婦女誘拐事件が…

冬の晩―― スーパーからの帰り道で拾ったのは、 なんと超虚弱体質の吸血鬼だった。 満月の光すら、まぶしくて耐えられない。 銀のスプーンで食事もできない。 なのに態度は、一丁前…

早老症治療のための特殊な酵素・エオニターゼが発見された少し未来、患者の治療にあたる遺伝子再生科の医師・真直瀬（まなせ）の短いお話。 第三回星新一賞に応募したものですが、三次審査結…