「短編・エッセイ」を含む小説

誰かのために、うまく笑う。空気を読んで、正解を探す。 そんな私が、ようやく口にした「嫌」という言葉と、「好きかもしれない」の気配。 他者に寄りかかって生きるすべての人に贈る、ほろ…

世の中にはたまに、「え、どうしてそれとそれを混ぜた？」となる食品や飲み物がある。 筆者はあまり積極的な方ではないが、たまにそういうものにチャレンジしたくなるヘキがあった。 さて…

ヒトとしての機能がオフになった部屋で、スマホと煙草と劣等感と罪悪感と共に過ごす24時間。今日も、ただ「何もしない」を精一杯やってみる。

ランジェリーと聞くと、やっぱりセクシーなイメージがあるのでしょうか。 私はそんなことないと思います。 これは、自分のためにランジェリーを楽しむ小話。 誰かのためじゃない、自分…

「楽しい話を書いてみたら？」 そう言われたので、とりあえず書いてみました。 湿度九十五パーセントの自分と、太陽みたいな彼との、ささやかな朝ごはんの話です。 アイスコーヒーほど…

夢の中で聞いた一つの問い── 「ゲイシーという生き物がいた。美しく、人間にそっくりだった。だが、なぜ殺処分され、絶滅させられたのか？」 人間に似すぎていたその存在は、なぜ絶滅させ…

エッセイ、もしくは自分語りです。 基本的に小説を更新しなかったら、こっちを更新します。 もしかしたら、そういうの関係なく毎日更新しているかもしれませんね。

「７月までは素麺を解禁しないぜ」 と語っていた筆者。 そしてこの度、７月１日に素麺を解禁した。 だが、筆者が初手に選んだ素麺はノーマルプレーン素麺ではなかった……！ (202…

久しぶりに文章を書きました。

夏本番、高校生の紗子にとってハンディファンは欠かせない。勢いよく顔にあたる風は心地よい涼をもたらしてくれる。しかし、ある日、駅の階段で浴びた風が原因でとんでもない事に気付いてしま…

若者、に分類されるものの、どうにも若々しさもなければきらきら感もない人間の日常。 ちょこっとお仕事のお話。

筆者はパスタが好きである。 だが何故かいつも、 「なんか思ってたより多いな……？」 という量を茹でてしまう。 それは何故なのだろう？ そんな宇宙の謎に近づいた筆者の考察の軌跡！…

自分はどこにも居場所のない、必要のない人間だと思っていたが、ある日自分にしかできない役割が見つかった。

雨が降ると、心はいつもあの家に帰る。おばあちゃんと過ごした、優しい雨の日の記憶。

3分で読める詩や短編です。気の赴くままにどうぞ見てって下さい。

1話　鯨と私 2話　サソリと現実

　幼馴染２人の結婚式。何事もなく式は終わり、帰宅した梅竹義人はノートパソコンに文字を打つ。 　 　私はなりたかった。誰かの特別になりたかった――。 　これはホッグ・ノーズという…

「好き」も「嫌い」も「苦い」も「甘い」も、人が変われば、想いが変わる。 あなたの中の全ての感情を肯定できるのは、たったひとり、自分だけだと思いませんか――。 ただ感情に真っ直…