あなたも見たことがないだろうか?
明らかに事故りそうな、というより事故りにいってる当たり屋的フレーバーを。
必死に自己アピールしながらも半額になり、そして二度と見なくなる、セミのように儚い存在を。
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企業がネタに走るというのは、昨今そんなに珍しいことではない。
やり過ぎ系(辛すぎとか、一部具材を入れ過ぎ)は意外と無難なのである。なぜならやり過ぎといいつつも、盛ってるものはメジャーどころだからである。
だから人気が出てきて定番化されることもある。
それに対するこれは、ネタと言いつつも、本当にマイナーなのだ。1回ネタを言ってみたら「ユニークだね」と苦笑気味に言われて、それきり触れられないクラスメートみたいな。
でも、それが時たまツボにはまるのである。これは人それぞれだから何とも言えないが、白けた教室の中、必死に平静を装うようなものだ。
そういうのは存分に楽しんでおきたい。
だから、私はそういう変わり種は必ずニコイチで買うことにしている。外れて倍いまいちになっても、それは御愛嬌というものだ。
そして、後になって「あの子、確かに面白かったよな」と振り返るのである。