「短編百合」を含む小説

名家の令嬢として生を受け、道具のように育てられた少女、エリーゼ。彼女の世界は色を失い、五感は鈍麻し、食事の味すら感じない。自室で行う「ある行為」のみが、生を実感する手段だった。 …

　三百年と続く、二カ国の争い。その戦場で敵対関係にある二人の少女は出会い、恋に落ちる。 短編です

　私（七海）とその友だち秋は、夏休み最終日を控えたある日、いつものようにカフェで暇をつぶしていた。 「いや思いついたんだけど。私たちに足りないの」 　私のそんな思い付きから始…

好きな子に告白しなかったあの日。 恋人と過ごした特別な時間。 人生を楽しいものにしてくれたあの子。 ※感想いただけると嬉しいです。 三話からなる連作短編です

曜子の前に現れた崎守由良の最後の願いは、曜子を自壊へと突き動かしていく。内に深淵を秘めた同級生の崎守由良にとって、普通の世界は憧れそのものであった。どうしても普通に生きることがか…

じりじりと焦がすような蝉の声。クリームソーダを作ろうと笑うあなたの口元のほくろから、なぜだか目が離せませんでした。

　シンデレラに一目惚れした魔法使い(P3～ 反転シンデレラ)、ミステリ仕立ての殺ガニ事件(P6～ お節介さるかに合戦)、本当は仲がよかったおばあさんと狼(8/28公開予定 怪演赤…

二人がだらだらしゃべって、少しいちゃつくだけの話。その２ その１→https://kakuyomu.jp/works/16818792439023337402

　ワンナイトの世界で生きる似た者同士の二人。喫煙所で煙草を吸っていた瀬里は仕事後の雫から大人の夜に誘われる。熱の滲む蠱惑的な瞳で見つめられ、目を細めた瀬里。そして、彼女が想像も…

夏の海辺の町で、音楽を愛する高校生の「私」は、一人の病弱な少女と出会う。 彼女はいつも笑顔を絶やさずにいたが、その奥には大きな秘密を抱えていた。

　目覚めたのは、300年の眠りの果て──。 　少女ノアが目を覚ました宇宙船には、もはや誰もいなかった。 　AIは告げる。人類は滅亡した、と。 　地球も、家族も、すべてが過去になっ…

「免許試験の問題ってキモいよね」 ふと思ったことから始まるなんて事のない雑談。 その２→https://kakuyomu.jp/works/16818792439290571…

兄の目的、妹の手段　-空とぶ兄は、妹に物理で殴られる。 魔砲少女　HiBiKi -空飛ぶ妹は、魔法で全てを解決する- 婦警さんシリーズ 　等々、兄-妹シリーズ世界を理解し…

学生ものの百合です。 短編小説なのですぐに読めると思います。 自分のｘで投稿していましたがアカウントを消すことが多いのでここに投稿してます。

とある少女の身勝手な独白。

互いに一つだけ「お願い」を聞く。 そんな特別な関係の二人の、特別じゃない或るひと時。 （評判良かったら長編か中編にして連載するかも）

僕、丸内ふわりは真佐植キリカと同棲している。色々あるけど、まあ楽しいよ。けど、僕らは互いに言えない秘密を抱えて過ごしていた。

蛙化現象に悩まされる少女と、その子に恋する友人の話。けれど想いを伝えることは許されない。きっと、上手くいくわけないから。 以前学校の部活にて書いたものです。カエル、魚、ボールペ…

なにも起こりません。 もう8年？くらい前のもので、自分で読み返すと少し恥ずかしいですね。

書くの。──を。