愛がいきすぎて闇落ち寸前!? 『君を逃さない』系ヒーローとの恋愛大募集!!
502 作品
『その溺愛、過剰です!?』コンテストへのご応募、誠にありがとうございました。
今回のコンテストは恋愛ストーリーにおいて特に「溺愛」に重点を置き、また文字数の縛りがある中で、そのポイントを「過剰」に活かせる作品を募集させていただきました。
その結果、502作品と多くの作品をお寄せいただきましたこと、心より御礼を申し上げます。
「溺愛」と一口に言っても、ただ甘い言葉で愛すだけではありません。
相手が溺れるほどの愛を育てるだけのきっかけ、執着、その果てに辿り着く「相手を自分の愛に沈めてしまいたい」という行動。そしてその愛の深さに、真正面からぶつかったり、耐えられないと逃げてしまったり。
溢れる愛だからこそ生まれる関係性や人間ドラマこそ、「溺愛」の魅力ではないでしょうか。
本コンテストにおいても中編という限られた長さの中で、過剰なほどの「溺愛」を、キャラクターの個性やストーリー展開などによってどう描くか。また、どうやって他作品と差別化し、読者をときめかせるか。それぞれの作品に工夫がうかがえるとともに、皆様の「溺愛」への大変高い熱量を感じることができ、編集部一同、大変嬉しく感じました。
優秀賞となった2作品においては、ヒロインが溺愛されるのはもちろんのこと、ストーリーの展望や、このヒロインとヒーローのお話がもっと読みたい! と思わせる魅力的なキャラクターとその関係性が、受賞の決め手となりました。
同時に受賞には至らなかったものの、キャラクターやストーリーに光るものを感じた5作品を、今後の書籍化検討作品として選出させていただきました。
今回選出させていただいた7作品については、今後書籍化、コミカライズについて検討をしてまいります。近い将来、よりパワーアップした「溺愛」のお話をお披露目ができるよう、そして今度は編集部だけではなく読者の皆様の推し「溺愛」にしていただけるよう、一同熱い気持ちを持って取り組んでまいります。
ぜひ今後の歩みにご期待ください!
改めてこの度の選考を踏まえ、ビーンズ文庫編集部一同とても大きな刺激をいただいたと思っております。本当にありがとうございました。
そして、角川ビーンズ文庫では次なる作品との出会いを求め「第24回角川ビーンズ小説大賞」を開催しております。
カクヨムからも応募可能で、カクヨムのみでの受付である「テーマ部門」では、キャラ属性として「カリスマ系ヒロイン」、または関係値として「主従関係の恋」のいずれかを盛り込んだ印象的なキャラクター、関係性に特化した作品を募集しております。
少しでも興味があれば、是非チャレンジしてみていただければと思います。
今後も皆様からの力作をお待ちしております!
シュヴラン王国には希少な宝石資源があり、代々海神の末裔である国王が守っている、絶対不可侵の領域である。
西隣にあるバルリング帝国がその資源を欲し『王女を差し出せ、さもなくば攻め入れる』と脅迫してきたらしい。海神の血を自国へ入れることで、宝石資源を狙ったのだろう。
まだ四歳である王女を差し出すことを躊躇った国王は、『時の魔女』の協力を得て、同じ髪色と目の色である十八歳の公爵令嬢(王族の系譜)を四歳まで若返らせ、差し出すことに決める。そうしてユリアーナ・ロジエは、隣国皇太子の婚約者となって国を出た。日本からの異世界転移者でありユリアーナの護衛兼侍従のエンゾは、実はこの世界は乙女ゲームの世界で、ユリアーナは悪役令嬢であることを知っている。しかもユリアーナを『推し』と豪語し、共に帝国へ入る。婚約する相手は、氷の皇太子と有名なフォルクハルト・バルリング。なんと触れるだけで何もかも凍らせる、最強の氷魔法使いだ。そんな彼は態度も言葉も冷たいのだが、ユリアーナと接するうちにだんだん様子がおかしくなってきて?
前世で八歳の夫を庇い死んでしまった、タルク族の姫ルビア。目が覚めると数年後の世界で別人として転生していた!
そんな彼女の元に、政略結婚の話が舞い込んでくる。
『最強魔術師』と名高いものの気難しく、滅多に人を寄せ付けないという彼はなんと前世の夫で……!?
転生した花嫁と、元年下(現年上)夫との執愛ラブコメディ。
「『その溺愛、過剰です!?』コンテスト」の中間選考の結果を発表させていただきます。
多数の力作を投稿してくださった皆様、並びに作品を読んでくださった皆様には、改めて深く御礼申し上げます。
※掲載の並びは作品のコンテストへの応募順となっております