語られる　炭焼長者の事件

むかしむかし。これはほんとうにあった……なのじゃ。

嫉妬、自尊心、羞恥、羨みといった人が混ざると巻き起こる感情の渦。
これは人が人である限り、繰り返される歴史であり、もはや人であることの証明のようにも思えてきます。

人が織りなす感情とすれ違いの一幕。

貴方は語られる話に潜む虚偽と真実の見分けがつきますか。
一気読みがオススメのミステリー。
軽快でサックリと読めます。

むかしむかしで始まり、最後はやっぱり市が栄える。