概要
無力な妖精種の少女アリスが、最強魔法使いを率いて仇討ちを目指す!
建国歴元年。バルバリア島南東部の、長い間放棄されていた廃都市にて、盛大な戴冠式と街開きが執り行われた。戴冠を果たしたのは、透き通る美しい羽を背中から生やした女性であった。彼女に後世つけられた2つ名は「建国王」。そう、この時、妖精種の国――「アグロンド王国」がここに建国されたのだ。
この国が進む道は妖精種による覇道か、はたまた万種の共和だろうか。それとも、滅亡の憂き目を見るか。
1つの国を主役に描く長編ストーリーをとくとご覧あれ。
第1章-アリス編-
妖精種の国――ウェスーク国。その豪族当主の娘であるアリスは、父の命令でこれまで住んでいた城から遠く離れた学院へと入学する事に。しかし、学院生活にようやく慣れてきた頃、父が戦死したという報せが彼女の元に届く。力を持たない彼女は、学院の魔法
この国が進む道は妖精種による覇道か、はたまた万種の共和だろうか。それとも、滅亡の憂き目を見るか。
1つの国を主役に描く長編ストーリーをとくとご覧あれ。
第1章-アリス編-
妖精種の国――ウェスーク国。その豪族当主の娘であるアリスは、父の命令でこれまで住んでいた城から遠く離れた学院へと入学する事に。しかし、学院生活にようやく慣れてきた頃、父が戦死したという報せが彼女の元に届く。力を持たない彼女は、学院の魔法
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!奪われた「森」と、羽ばたけぬ「鳥籠」の継承
可憐な妖精種の少女アリスの視点を通して描かれる、故郷を追われた民族の悲劇と、逃亡の果てに築かれた新たな秩序。叙情的な回想と、これからはじまる学園生活への予感が交錯する、密度の高いプロローグ、
「東の野蛮な原種」という未知の脅威によって、歌と楽器の平穏な日々が「血の通わない」政治の世界へと変貌していく過程が、アリスの瞳を通して切なく描かれています。
かつては村の有力者だった父が、西への逃避行の中で略奪すら厭わぬ「血の通わない男」へと変貌していく悲哀。
アリスを学院へ送る判断が、彼女を汚れ仕事から遠ざけたい慈愛なのか、あるいは駒としての教育なのか。
父娘の埋まらない距離感が物語に深みを与えていま…続きを読む