概要
妖精種の少女アリスの視点から描かれる中世魔法異世界ファンタジー建国譚!
「第1章-ウェスーク復国戦争-」
妖精種の国――ウェスーク国。その豪族当主の娘であるアリスは、父の命令でこれまで住んでいた城から遠く離れた学院へと入学する事に。しかし、学院生活にようやく慣れてきた頃、父が戦死したという報せが彼女の元に届く。力を持たない彼女は、学院の魔法使いを集めた組織――「バルバリア魔法戦線」を結成し、父の仇討ちのため行動を開始する。
「第2章-ダネオラウ-」
ウェスーク国の復国を果たしたアリスは、4年半に及ぶひと時の平穏を謳歌していた。しかし、その平穏はバルバリア島に襲撃してきた半魚種の民族――ダネア族によって終わりを迎える。海賊、対岸、2つの宗教、様々な外的要因に揉まれる妖精種国家群は果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。
妖精種の国――ウェスーク国。その豪族当主の娘であるアリスは、父の命令でこれまで住んでいた城から遠く離れた学院へと入学する事に。しかし、学院生活にようやく慣れてきた頃、父が戦死したという報せが彼女の元に届く。力を持たない彼女は、学院の魔法使いを集めた組織――「バルバリア魔法戦線」を結成し、父の仇討ちのため行動を開始する。
「第2章-ダネオラウ-」
ウェスーク国の復国を果たしたアリスは、4年半に及ぶひと時の平穏を謳歌していた。しかし、その平穏はバルバリア島に襲撃してきた半魚種の民族――ダネア族によって終わりを迎える。海賊、対岸、2つの宗教、様々な外的要因に揉まれる妖精種国家群は果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!復讐と恋に揺れる、コミカルで骨太な民族叙事詩
アリスのキャラクター造形がとにかく生き生きしていて、読んでいて飽きませんでした✨ 気高く復讐に燃えるボスの顔と、ジョンへの片思いで空回りするあざとい一面のギャップが絶妙で、特に「メンタル絶好調のアリスよ」の三段オチと、決闘挑戦のサプライズが会場の沈黙で見事に不発するくだりは笑ってしまいました😂
でもその軽妙さの裏に、妖精種と原種の血みどろの歴史、母と父を失った喪失、復讐と使命の間で揺れる少女の心情がしっかり描かれていて、緩急のバランスが心地よかったです。ナルメア先生の掴めない距離感も魅力的で、天使種という存在の底知れなさが物語に深みを与えていました🌙
ジョンが「アリスを使い捨てにしたくな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!奪われた「森」と、羽ばたけぬ「鳥籠」の継承
可憐な妖精種の少女アリスの視点を通して描かれる、故郷を追われた民族の悲劇と、逃亡の果てに築かれた新たな秩序。叙情的な回想と、これからはじまる学園生活への予感が交錯する、密度の高いプロローグ、
「東の野蛮な原種」という未知の脅威によって、歌と楽器の平穏な日々が「血の通わない」政治の世界へと変貌していく過程が、アリスの瞳を通して切なく描かれています。
かつては村の有力者だった父が、西への逃避行の中で略奪すら厭わぬ「血の通わない男」へと変貌していく悲哀。
アリスを学院へ送る判断が、彼女を汚れ仕事から遠ざけたい慈愛なのか、あるいは駒としての教育なのか。
父娘の埋まらない距離感が物語に深みを与えていま…続きを読む