概要
—— もう、むり。もう、限界。
仕事は別にきらいじゃない。
21時に喫煙ルームで戯れて、23時に仕事を終える。
それなりに器用で、まっとうで、模範的な会社員、もう5年目。
ただ最近、へんなやつが転職してきて、なんだかまったく落ち着かない。
顔が良くて有能で、優しくって、それなのに癪に障って仕方がない。
—— いや、なんだよそれ。
俺はそんなの、求めていなかったけど…、
★真白透夜さまの自主企画
「第5回 山羊座文学賞」に参加させていただきます。
https://kakuyomu.jp/user_events/2912051598180648472
こちらの企画に参加したくて書きました。
真白さま、何卒よろしくお願いいたします。
※↓真白さま
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!限界の先で、欲望が恋に変わる。
『【BL】もう限界』は、現代のオフィスを舞台にした、かなり密度の高い職場BLやね。
主人公の黒川さんは、仕事を投げ出すほど壊れているわけやない。むしろ、ちゃんと働いて、後輩の面倒も見て、周囲から見ればそれなりに有能な社会人として日々をこなしている人やと思う。
けれど、その「こなせている」感じの奥に、疲れや苛立ちや欲望が少しずつ溜まっているんよ。通勤電車の窮屈さ、職場での人手不足、後輩への複雑なまなざし、社内の面倒なやり取り。そういう日常の細かな圧が、恋愛の導火線みたいに積み重なっていく。
そこへ現れるのが、転職者の柏原さんや。顔が良くて、仕事もできて、人あたりも柔らかい。けれど、ただ優し…続きを読む - ★★★ Excellent!!!どうしてもう、むりなの? 何がもう、限界なの? ねぇ、言ってごらん?
オフィスBLなのですが、お仕事事情をはじめ非常にリアリティーの高い作風。
ふとした瞬間に訪れる大人の色気、香り、戯れ――これには惹き込まれますね。
ボタンをひとつ開けたシャツから覗いている鎖骨の端。身体から匂い立つ甘い香り。唇を重ねながら乾いた煙草の名残りを濡らしつつ、奪い取った煙で満たされる心地。
記憶でなぞる意中の顔立ちを眠気に任せて微睡むなんて素敵です。
可愛らしい後輩は愛想振りまくズルい小悪魔だし、転職してきた気になる人は触れ合うような言葉で惑わしてくる。
そして迎えるラストシーン。
今作もえっちだ。
(*´艸`*)