概要
「ひとりぼっちで凍えるあなたの、隣で「寒いね」って言わせてください」
【不幸体質に苦しむ癒術師の女の子と記憶喪失の男の子が、二人一緒に支え合いながら立派な冒険者を目指してがんばるお話】
とある北方の街、エイビルム。
そこから少しだけ離れたところに住む少女、カヤには仲間がいない。
冒険者への憧れと、迫る冬への焦りの狭間で揺れる彼女の前に現れたのは、ぼさぼさ髪で、幼げな顔をした漂流者だった。
不幸体質の女の子が些細な幸せに歓喜したり、理不尽に心折られかけたりしながらも、周囲の人々と助け合う中で関係性を築き上げ、やがて自他共に認める立派な冒険者になっていく……そんなお話。
※『異世界“最かわ”ヒロインコンテスト』応募作品。
※定期的に切れ目を作るつもりではありますが、全体で見れば大長編になる予定です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!可愛さとほっこりとドキドキのバリューパック
主人公の可愛さにまんまと釣られて読み進めましたが、本当にかわいいです。
健気さと優しさを丸一日煮詰めたような生き物で、気づけば彼女を応援していることでしょう。私には、カヤちゃんに向かって涙を拭きながら「頑張れ」と嗚咽する読者が見えます。
キャラクター同士の絡みも必見です。カヤちゃん視点で描かれるストーリーは、いい意味で素朴な彼女の等身大の言葉で描写されており、美しすぎないところが、個人的には好感触でした。
その上、キャラ間でのぶつかり合いや、戦闘時の緊迫感まで味わえるとかお得すぎませんか? 情景描写による、自然な視線の誘導に感服です。まるでその場にいるモブにでもなったかのような…続きを読む