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概要
この家に入ったんだ。自分から扉を開けた。
霊能力者・間宮響子は、原因不明の昏睡状態に陥った女子高校生・由香の調査を依頼される。発端は、ネット上で拡散される「幽体離脱によって自分の家に帰る」動画だった。由香の魂は肉体を離れ、家という概念そのものに同化した悪霊に囚われていた。間宮は幽体離脱によって彼女を現世へ連れ戻すが、回復は完全ではない。由香は日常へ復帰するものの、夜ごと玄関に立ち、もう一人の自分の行方を気にかける。人が「家」に足を踏み入れた瞬間、何かを差し出しているとすれば――その代償は、静かに、確実に世界へ浸食していく。
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