概要

シャッターはまだ、切られていない
※お題フェス11「手」参加用作品

 世界的ポーカー大会「ワールド・グランド・ポーカー・チャンピオンシップ」。
三回戦は、生き残り制が本格化する緊張のラウンドだ。
 大会を取材するカメラマン・エリックは、一つの卓に目を留める。そこに座る女性プレイヤー、アイリス・ヴァレンタイン。
 彼女は派手な勝負を避け、降りるべきところで降り、待つべきところで待ち続けていた。脱落者が増えていく中で、アイリスの佇まいだけが、終始変わらない。
 そして訪れる、勝負の一手。
 静かな卓で、彼女の手が上がるとき、その判断が何を意味していたのかが、はじめて明らかになる。
 勝ち負けよりも、「どう残るか」を描く、静かな勝負の物語。

※この物語は一話完結の短編小説です。
  • 完結済1
  • 2,547文字
  • 更新
  • @study-v
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