概要
年賀状一枚、手が熱くなった
痛む指先から、冬の先に光を見る静かな再生の物語。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!その手にあるのは〝しもやけ〟だけではないのです
日々のなかの、ふとした瞬間。
手にした一枚の年賀状と目にした指先から、思いは紡がれ始めます。
年末の慌ただしさの中で、野菜を洗い冷水に晒され続けた筆者の手には、しもやけができていました。
それは働いた手にしかできないもの。
きちんと暮らしてきた証しでもあります。
しもやけは、さらに別の記憶を呼び覚まします。
筆者の師匠の言葉です。
それはまだ胸のうちにしっかりと息づいているのです。
指先も、まだ覚えています。
誰かを癒やしてきた日のことを。
その記憶は今と、これからの日々をそっと後押しする心の支えとなっているのだと思います。
ここには、生活音が聞こえてくるような日常に根ざした思い…続きを読む