概要
今回は、失踪したある歴史系動画配信者が最後に配信した動画を一緒にみて、彼が調査していた戦国大名・佐竹氏の『埋蔵金伝説』について調べていく内容です。
それでは、早速、その動画をみていきましょうか。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!映っていないはずのものが、確かに近づいてくる。
動画配信や解析、編集は、果たして安全圏なのだろうか。
映っていないはずのものが、確かに近づいてくる。
本作は、動画という「記録」を扱う行為そのものが、いつの間にか恐怖の連鎖に組み込まれていく過程を描いたモキュメンタリーホラーである。取材、検証、編集という本来は距離を保つための作業が、逆に異常へ踏み込む導線となっていく構図が不気味だ。怪異は画面の中だけに留まらず、再生し、理解しようとした者の背後へと静かに回り込む。安全だと信じていた立場や役割が崩れていく感覚が、現代的な恐怖として強く残る一編である。
果たしてあなたの背後は、安全だろうか。 - ★★★ Excellent!!!検索したら、あなたも『千人目』。読後、耳をすませてはいけない。
都市伝説×歴史×モキュメンタリー。
『佐竹の埋蔵金』を追った動画配信者の失踪事件を軸に、現代と戦国時代が交錯する、重厚な戦慄のホラー短編です。
ずんだもんの声で、頭の中で再生され、ほのぼのとしていたら一転。
「逆印」「戦鬼」「軍用金」といった重厚なキーワードが、物語に深みとリアリティを与え、まるで本当に存在する都市伝説を覗き見ているような錯覚に陥ります。
視点がタカ、レン、工藤と次々に移り変わり、何が起きているのかとのめり込んでいきました。
読み終えたあと、ふと足元から「チャリン……」という音が聞こえたら、もう手遅れかもしれません。
夜に読むのは、くれぐれもご注意を。 - ★★★ Excellent!!!〇ーチューバーなんで死んでしまうん?
豊臣秀吉の埋蔵金を題材にしたモキュメンタリーホラー。
実際の動画が目に浮かぶような、リアルで細かい描写に引き込まれる。
題材となる動画は、最近よくあるアニメ調のアバターと合成音声で作られたポップで軽い味わい。だが、話が進むにつれ徐々に不気味な雰囲気を増していき、恐怖が加速していく様が楽しめた。
見てはいけないと言われるもの、行ってはいけないと言われる場所。そこには、禁忌とされにふさわしい理由があるのだが、人間の好奇心は抑えられない。
インターネットの検索欄で、手軽に何でも調べられる時代は、人が禁忌に至るまでの過程を、危険なほどに簡単なものにしてしまったのかもしれない。
「戦慄怪奇フ…続きを読む