主人公の妻・祐実は、難産の末に男の子を無事出産。
現在は実家にて産休中だ。
そんなめでたい状況の中、主人公の家に祝儀袋が届いた。
「出産呪」と不吉なことが書かれている。
その中には現金のほか、用紙に一筆したためたものが入っていた。
その文章は、「祝」を「呪」と間違えているほかは問題なさそうに思えたが……。
書き間違いや、パソコンでの変換ミス。
普段の生活のなかでうっかりやらかしてしまうことは多々ありますが、お祝い事でこのミスはさすがに……と、苦笑いしつつ、読み進めておりますと。
主人公が、とある不審な点に気が付きます。
そこからが、本当に怖いです!
『それ』に気が付いた時、思わず背筋が震えました!
楽しい謎解きの向こうに恐怖が待ち受ける、素晴らしいホラー!
是非ともこの恐怖を味わってみて下さいませ!!!
一筋縄じゃいかない、このワンポイントの「ひねり」のある呪い。
それに気づいた時、「おお!」となるのがやはり面白かったです。
祐美のもとに届いた一通の手紙。そこでは出産祝となっているのだが、「祝」が「呪」になっている。
元から誤字の多い相手だったから、単純に間違いだろうとは考える。
でも、なんだか引っかかる。
祝うと呪う。文字が似ているので、漢字をよく読めない人だと「お祝い」とちゃんと書いてあるのに呪いだと思ってしまう。そういう話はちょくちょく耳にしますね。
そういうものだろうと思って静観しようと思っていた祐美だったが、実はまだ他にも「ある事実」が隠されていて……。
最後まで読んで戻ってみると、たしかに「それ」が含まれている。
たしかに呪詛とは、「本人には気づかれないように、本人の目につくところに忍ばせる」ということにより効力を発揮するものもあるという。
果たして、「あなた」はこれに気づくことができるか!?