概要
農村を守った猫の話
「どうじゃ、立派に実ったろう? お前さんが頑張ってくれたおかげじゃよ」
一面に広がる稲穂を眺めて、おじいさんは言った。
その腕に抱かれているのは、稲穂と同じ明るい茶色の猫。
収穫の時期を迎えた稲穂が、秋風にサワサワと揺れていた。
「ほれトラ、新米じゃよ。鰹節をタップリかけておいたぞ」
無事に米の収穫を終えると、おじいさんは猫にも白飯をふるまった。
ふんわりした鰹節に覆われた白飯は、ほんのり甘くて温かい。
トラと呼ばれる猫は、普段食べているキャットフードよりも、こちらの方が大好きだった。
農村の守り神として人々に愛された猫の物語。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
一面に広がる稲穂を眺めて、おじいさんは言った。
その腕に抱かれているのは、稲穂と同じ明るい茶色の猫。
収穫の時期を迎えた稲穂が、秋風にサワサワと揺れていた。
「ほれトラ、新米じゃよ。鰹節をタップリかけておいたぞ」
無事に米の収穫を終えると、おじいさんは猫にも白飯をふるまった。
ふんわりした鰹節に覆われた白飯は、ほんのり甘くて温かい。
トラと呼ばれる猫は、普段食べているキャットフードよりも、こちらの方が大好きだった。
農村の守り神として人々に愛された猫の物語。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
応援ありがとうございます。
これからも猫たちの為に頑張ります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!稲穂を守った猫の願いが、異世界で少年を導く――静かに泣ける収穫の物語
ウチ、この作品を一言で言うたら「お米と、守りたい気持ちの物語」やと思うねん。
舞台は派手な戦争や冒険やなくて、もっと生活に近いところ。
収穫の匂い、土の湿り気、食卓のあったかさ……そういう“手触り”が先に来る異世界ファンタジーやね。
主人公側にあるのは、賢さや最強の力っていうより、働いて、見張って、守って、待つという地道な強さ。
だから読んでると、胸を殴るような盛り上がりよりも、じわっと沁みる場面が積み重なっていく。
短編寄りの読みやすい分量で、読み終わったあとに、白いごはん食べたくなるやつ。
「派手さより、やさしい余韻がほしい人」に合うと思うで。【】
◆ 芥川先生の講評(辛口/ネタ…続きを読む