概要
サンタに理想の自分をお願いしたら、叶えてもらえます。何を望みますか?
古瀬は子供の頃、人を好きにならないことをサンタクロースに願った。
そんな彼女は、17歳になっても、好きな人がいなかった。
クリスマスイヴになって、みんなの人気者の男子が声をかけてきて、そこから……。
そんな彼女は、17歳になっても、好きな人がいなかった。
クリスマスイヴになって、みんなの人気者の男子が声をかけてきて、そこから……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!終わらないクリスマス
もし人を好きになれなくなったら、どうするだろうか。
答えは千差万別だと思う。
けれどその問いに対する答えのひとつが、主人公を通して見えた。
そして、主人公の選択や思いに嘘がなかった。そこに書いてある言葉の数々は、すべて主人公の語彙で、主人公の経験からきていて、ストーリー展開のために演じているような部分が一点もないと感じた。
短編という短いストーリーの中で、登場人物たちの癖や温度感、そしてそこに書かれていない生活の裏側まで想像させられるような、奥深い心理描写がとても魅力的だった。
物語は終わったけれど、これから先も古瀬と高宮の人生は続いていく。そう思わせられる一作だった。
小説の中だけで生き…続きを読む