概要
応援が怖くなったアイドルが、声の力を思い出し、再び叫ぶまでを描く物語
アイドルグループの一員として活躍していた天城ルナは、身に覚えのない疑惑報道により活動停止となる。画面越しに突きつけられる罵声と失望の言葉。
失意の中で訪れた等々力競技場。
そこには、幼馴染・桐谷美咲が変わらずチームを鼓舞し続ける姿があった。
勝てない試合。
諦めかけたスタンド。
それでも響いた、ひとつの声。
応援は、無力じゃない。
声は、誰かの背中を押す。
これは、信じるのをやめた少女が、もう一度、声を選び直すまでの物語。
失意の中で訪れた等々力競技場。
そこには、幼馴染・桐谷美咲が変わらずチームを鼓舞し続ける姿があった。
勝てない試合。
諦めかけたスタンド。
それでも響いた、ひとつの声。
応援は、無力じゃない。
声は、誰かの背中を押す。
これは、信じるのをやめた少女が、もう一度、声を選び直すまでの物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!前に進む勇気をくれる!
まずはひと言。
読んで下さい!!
これは間違いのない良作です。
冒頭を読めば引き込まれる力を持った作品。
応援をテーマに置き、応援される側とする側の気持ちを余す事なく伝えてくる。どちらか一方に焦点を当てる作品は多いが、この作品は両方の熱量を存分に伝えてくるのだから凄い。
サッカーの試合と応援の熱量が呼応する後半の盛り上がりは読んでいて胸が高鳴りました。
それから主人公のルナが一度は手放した『信じる力』をアイドル活動を通して、思い出していく構成も素敵です。
作中に出てくる、「応援は結果を変える魔法じゃない。でも立ち上がる力をくれる。」というフレーズ。末端の物書きの私ですら刺さる言葉でし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!推しを応援するということは、自分も推しと進むこと
二重構造のテーマが強い。安定感のある作りで最後まで安心して読めました。
主人公ルナは、等々力のゴール裏で必死に応援するが、終盤に逆転されて優勝を逃す。
痛みが強すぎて「応援なんて意味がない」と心を閉じ、スタジアムから離れてしまう。
でも、それって、プレイヤーと応援するものは一体になっているってことなんですよね。
脳科学でも、応援している人はプレーしているのと同様の体験をしているそうなので。
成長したルナはアイドルとして活動中、根拠の薄い疑惑報道で活動停止に追い込まれる。SNSの罵声に傷つき、「信じたのに裏切られる怖さ」を再体験する。
応援の逆は、そういうこよなんでしょうね。
傷心…続きを読む