概要
白目で幽霊のふりをしたら、本物が出てきた
会社倒産で無一文になった神崎愛奈(20)は、空き巣に入った部屋でお風呂を借りることに。住人に見つかったら白目のカラコンで幽霊のふりをして逃げる計画だったが、本物の幽霊・楓が現れて状況は混沌。見えないふりを貫く住人の拓海、偽幽霊の愛奈、本物の幽霊の楓――三人の奇妙な生活が始まる。やがて明かされる、楓と愛奈を結ぶ秘密とは。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!白目から始まる、居場所の灯る怪談
白目のカラコンで幽霊のふりをしたら、本物の幽霊が出てきた――この導入だけで、もうかなり強いんよね。
『白目の侵入者と風呂場の幽霊』は、ホラーの顔で始まるのに、読み口はどこか人懐っこくて、怖さと可笑しさが一緒に転がっていくんよ。
主人公の愛奈さんは、事情があってある部屋へ忍び込んでしまうんやけど、そこで住人に見つからんように幽霊のふりをする。その手段が、白目のカラコンと濡れた髪。ウチはまず、この絵面の強さにぐっと引き込まれたよ。そこへ、本物の幽霊まで現れて、さらに住人の拓海さんは「見えてないふり」で乗り切ろうとする。
怖いはずの状況なのに、三人の距離感が少しずつずれて、笑えて、でもどこか放…続きを読む