物語の冒頭から断罪シーンで始まる構成がとてもインパクトがあり、一気に物語の世界に引き込まれました。
そこから突然現代のゲームクリエイターが異世界に放り込まれる展開の落差が強烈で、先の展開が気になって止まりません。
主人公が「自分の作ったゲーム世界」を理解したうえで運命を変えようとする発想がとても斬新でワクワクします。
特に、悪役になるはずのイザベルを救おうとする展開は胸が熱くなり、応援したくなる気持ちがどんどん強くなりました。
シリアスな展開の中に、主人公のツッコミやコミカルな心の声が入るので、テンポよく楽しく読めます。
キャラクター同士の会話も生き生きしていて、二人の関係が少しずつ変わっていく様子に思わずニヤニヤしてしまいました。
「負けヒロインを救う」というテーマがとても魅力的で、物語がどう変わっていくのか想像するだけでテンションが上がります。
最後には「この先どうなるの!?」と続きが気になって仕方なくなる、勢いと魅力にあふれた作品でした。