概要
政府転覆を目論む元新撰組の斎藤一が幕末維新の謎を解き明かす歴史エンタメ
元新撰組の斎藤一は元会津藩士に誘われクーデターを決意する。西郷隆盛と徳川慶喜を旗頭に政府を転覆させる動きの中で秘された幕末の謎の数々が解き明かされていく。それは、最後には明治天皇の正体にまでたどり着く。
【あらすじ】
明治六年十月ーー
征韓論を引き金として起こった政変により、西郷隆盛はじめ留守政府を担ってきた参議たちが下野し、大久保利通が権力を掌握したものの、政府は混迷していた。
それを機にクーデターを起こし、汚職にまみれ、悪政を続けてきた維新政府を転覆させようと目論む男たちがいた。
維新政府により辛酸を舐めさせられてきた旧会津藩士たちである。
官軍により謂われなき朝敵の汚名を着せられた会津藩は、戊辰戦争時には官軍による悪逆非道に苛まれ、維新の後は、本州最北端の極貧の地・斗南藩
【あらすじ】
明治六年十月ーー
征韓論を引き金として起こった政変により、西郷隆盛はじめ留守政府を担ってきた参議たちが下野し、大久保利通が権力を掌握したものの、政府は混迷していた。
それを機にクーデターを起こし、汚職にまみれ、悪政を続けてきた維新政府を転覆させようと目論む男たちがいた。
維新政府により辛酸を舐めさせられてきた旧会津藩士たちである。
官軍により謂われなき朝敵の汚名を着せられた会津藩は、戊辰戦争時には官軍による悪逆非道に苛まれ、維新の後は、本州最北端の極貧の地・斗南藩
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!敗者として生き延びた男たちの、その後の戦い
物語の立ち上がりから、時代の冷たさと人の息遣いが同時に伝わってくる掴みの強さに引き込まれました。
風の描写や季節感、土地の荒涼とした空気が丁寧に積み重ねられていて、読者を無理に説明で導くのではなく、自然とその時代に立たせてくれる文章だと感じます。
特に、歴史の転換点を「大きな出来事」ではなく、日々の寒さや貧しさ、名前を捨てた男の内面から描いている点が印象的でした。
静かな語り口なのに重みがあり、読み進めるほどに世界へ沈んでいく感覚があります。
この先、彼らが何を選び、何を背負って進むのか。
派手さに頼らず、文章の力で読ませる作品だと思いました。続きを楽しみにしています。