悲しみ、苦しみ、喜び、怒り。そんなありとあらゆる感情が渦を巻く筈の展開だが、主人公の語りは淡々としている。それが、どうにもならないと諦念を抱いている様を想像して辛く、そして美しいと思った。ひたすらにやるせない御話。でも、悲しいだけじゃない。夏祭り、花火を見る前日に、私はこの作品を再び読もうと思います。
会社の同期で、後に最愛の恋人となった彼女との物語。〇〇に入る言葉が何なのか。それはぜひ読んで確かめてみてください。
何気ない社会人恋愛から始まり、静かに、しかし確実に破滅へ向かっていく構成が見事。幸福だった日々の描写が丁寧だからこそ、後半の喪失と暴力が強烈に胸を打つ。誰かを断罪しきらず、問いを残したまま終わる姿勢が誠実で、読後も考え続けさせられる一作。
自主企画参加ありがとうございます。最初は、いい展開が待ってるラブコメかな?と思って見ていたら、まさかの結末に・・・少し涙目になりました。🥺
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