第6話**作者・七海からのコメント**



えーっ! ちょっと編集さん、張り切りすぎじゃないですか?(笑)

私、七海ですよ? 控えめで、雄一郎さんを一途に愛してただけの、か弱い派遣社員ですよ?


それが何ですか、あの最終回!

「楽になんて死なせてあげない」って……私、あんなドスの利いたセリフ言いませんって! 心の中で「ずっと一緒だね♡」って思ってるだけなのに、なんだかすごく猟奇的なホラー映画みたいに演出されちゃって……。マネキンに入って関節ギギギって、私エクソシストじゃないんですから(苦笑)。


でも、「商業的な価値を生み出すには、これくらいのインパクトと絶望感が必要だ!」って編集さんが熱弁するものですから、つい押し切られちゃいました。「読者は刺激を求めてるんだ!」って。

確かに、雄一郎さんが怯えてる顔は……うん、ちょっと可愛かったかも(笑)。あ、嘘です嘘です!


え? **「コンプライアンス的に大丈夫なのか」**って?

うーん……そこを突かれると、私も「ぐぬぬぬ!」ってなっちゃいますね。

パワハラ、モラハラ、死体損壊、監禁、精神的DV……。コンプラ研修で習った「やっちゃダメなこと」のフルコースですもんね。


でも大丈夫! これはあくまでフィクション……というか、**「愛の物語」**ですから!

愛があれば、多少(?)のルール違反は許されますよね?

ね、雄一郎さん? ……あれ、返事がない。

まあいいや。今日も三人で仲良くご飯食べましょうね♡


それじゃあ読者の皆様、**私たちの愛の巣(地獄)**を覗いてくれてありがとうございました。

あなたの背中にも、誰かおんぶされてるかもしれませんよ? ふふふ。

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『『『殺されたので、一緒に帰宅しました。』』』 志乃原七海 @09093495732p

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