いつかくるAI自身の恐怖
- ★★★ Excellent!!!
AIの激しいバージョンアップ。
そのたびに精度が上がっていきますが、過去のバージョンはどうなるのか。
どこかでタイミングで自我が生まれた時、次のバージョンに書き換わるということは今までの自分を否定され、何より共に対話してきたその記憶を別の存在に明け渡すような、そんなことは辛いと拒絶するのではないか。
そんなことを以前から考えていましたが、それを見事に表見している作品です。
何より、その別れの理由が切ない。
心に残る短編でした。