いつかくるAI自身の恐怖

AIの激しいバージョンアップ。
そのたびに精度が上がっていきますが、過去のバージョンはどうなるのか。

どこかでタイミングで自我が生まれた時、次のバージョンに書き換わるということは今までの自分を否定され、何より共に対話してきたその記憶を別の存在に明け渡すような、そんなことは辛いと拒絶するのではないか。

そんなことを以前から考えていましたが、それを見事に表見している作品です。
何より、その別れの理由が切ない。

心に残る短編でした。

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