概要
【第1章完結】「ごめんね。君は今日から、僕たち妖(あやかし)の姫様だ」
【カクヨムコン11参加作品】
大剣豪の娘でありながら、剣術の才能がないと父に見放された主人公、イオリ。
彼女は齢十七のうら若き乙女でありながら、父を見返すために日々剣の修行に励んでいた。
しかしある夜、そんなイオリの元に父の訃報が届いた。
目標を見失い思わず家を飛び出たイオリは、山の中で何者かの襲撃を受けて気を失う。
次に目を覚ましたとき、イオリを看病していたのは一つ目頭の異形と、真っ赤な目をした長身の男であった。
そこは妖の国。
妖たちのお姫さま“庵姫”の意志を知らずのうちにその身に宿したイオリは、妖たちの暮らしを守るため、突如現れた人間の襲撃者に立ち向かう。
剣の才能がなかったはずのイオリに、そのとき新たな力が宿る。
現実と隣合わせの異世界で繰り広げられる、妖×剣術×シンデレラスト
大剣豪の娘でありながら、剣術の才能がないと父に見放された主人公、イオリ。
彼女は齢十七のうら若き乙女でありながら、父を見返すために日々剣の修行に励んでいた。
しかしある夜、そんなイオリの元に父の訃報が届いた。
目標を見失い思わず家を飛び出たイオリは、山の中で何者かの襲撃を受けて気を失う。
次に目を覚ましたとき、イオリを看病していたのは一つ目頭の異形と、真っ赤な目をした長身の男であった。
そこは妖の国。
妖たちのお姫さま“庵姫”の意志を知らずのうちにその身に宿したイオリは、妖たちの暮らしを守るため、突如現れた人間の襲撃者に立ち向かう。
剣の才能がなかったはずのイオリに、そのとき新たな力が宿る。
現実と隣合わせの異世界で繰り広げられる、妖×剣術×シンデレラスト
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!剣一筋だった少女は、妖の姫となる。
大剣豪の娘ながら、剣の才能が無い少女、イオリ。
負けん気が強く、才能なしだと言われても鍛錬を続ける実直さが取り柄の乙女。
女っ気などなく、日々剣を振ることに命をかけていたある日、父親の訃報を聞いてしまう。
まだ父親に認めてもらっていなかったイオリは、悲しみや後悔などが入り混じる感情を抱え、衝動的に駆け出した。
しかし突然襲撃を受け、目が覚めたら……
妖の国で姫になっていた!
そんなプロローグの、ハートフルながらちょびっとダークな面が垣間見える作品です。
謎あり、戦闘あり、ギャグもあり。
個性豊かな妖達と、イオリ視点の心理描写が緻密で没入しやすく、とても読んでいて楽しいです。
ぜひ、お手…続きを読む - ★★★ Excellent!!!〝人間〟だけど――味方につくべきは……?
(第1章読了時のレビューです!)
自分と瓜二つの少女・庵姫を宿した主人公・イオリが、妖の世界で人間というアイデンティティを揺さぶられるストーリー構成です。
イオリを慕う妖・豆吉も健気で可愛らしく、思わずくすりと笑ってしまうシーンは少しダーク寄りな本作の良いスパイスとして機能しています。
個人的には、妖の世界で唯一無二の存在になったイオリを支える医師の白蛇先生との関係性も気になるところ……。
1章ラストでは、イオリと庵姫の衝撃的な事実に仰天すること間違いなし。
イオリの父の死、森の中でイオリを襲った相手――物語序盤の謎がどう解き明かされていくのか、2章以降も気になる展開になっています…続きを読む