概要
雷帝が恐れたのは、皇太子の存在ではなく、受け継がれる炎だった。
強大な帝国、デマンティウス帝国。雷帝と呼ばれる皇帝ベルントの暴走により、世界は荒れ果てていた。民が最後の希望として縋っていた皇太子アーダルベルトは、戦場から戻ったその夜、父の雷に打たれて命を落とす。
世界は、炎を失った。
そんな混乱の最中、帝国の外で一人の男が頭角を現す。彼の名はデメトリオ。
圧倒的な力を武器に、”傭兵王”と呼ばれるようになった彼は、帝国の圧政に怨みを抱く者たちを自然と惹き付けていく。
帝国から逃げ出した、他者の力を増幅させる力を持つ、皇太子アーダルベルトの婚約者、エリーゼ。
皇帝ベルントを支える第二皇子、クルト。
そして集い始めた仲間たち。
胸に秘めるのはただ一つ。雷帝を止めること。
皇太子アーダルベルトという炎の消えた帝国へ、傭兵王デメトリオが足
世界は、炎を失った。
そんな混乱の最中、帝国の外で一人の男が頭角を現す。彼の名はデメトリオ。
圧倒的な力を武器に、”傭兵王”と呼ばれるようになった彼は、帝国の圧政に怨みを抱く者たちを自然と惹き付けていく。
帝国から逃げ出した、他者の力を増幅させる力を持つ、皇太子アーダルベルトの婚約者、エリーゼ。
皇帝ベルントを支える第二皇子、クルト。
そして集い始めた仲間たち。
胸に秘めるのはただ一つ。雷帝を止めること。
皇太子アーダルベルトという炎の消えた帝国へ、傭兵王デメトリオが足
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!国よりも民を救った、最強の「傭兵王」が貫く流儀にしびれる!
大陸の北東、酒場のざわめきを一瞬で静まらせる男が現れる。その名はデメトリオ。
人々から「傭兵王」と怖れ敬われる存在です。
物語は彼がふらりと酒場に現れ、グラスを傾ける静かなシーンから始まりますが、彼が語る「仕事」の内容は壮絶そのもの。
大国の王からの「国を守れ」という勅命を、「気に入らない」の一言で蹴り飛ばし、切り捨てられるはずだった民衆を救って帰還する。
その規格外の強さと、損得勘定で動く国家に縛られない独自の美学に、冒頭から一気に引き込まれました。
顔を包帯で覆い、光のない瞳を持つ男。 彼がこれからどんな戦場を駆け抜け、何を斬り裂いていくのか。
ハードボイルドな戦記ファンタジーが好…続きを読む